社交ダンスから生まれたさまざまな手法で、人間力の回復、可能性の追求に貢献

社交ダンスから生まれた介護メソッドを学ぶ「絆音の会」

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 絆音(くれな)の会

絆音の会は、社交ダンスから生まれた介護メソッドを学ぶ勉強会で、一般社団法人日本ユニバサールダンス協会が主催しています。現在、医療法人清和会 浅井病院にて、毎月第2火曜日に開催し、看護師介護士理学療法士などの医療・介護従事者が20名ほど参加されています。

絆音の会の様子

 絆音とは

「絆(きずな)の音」
介護者と要介護者の音=周波数(気配)が、シンクロ(同調)することによって絆が生み出される現象です。

絆音は、
「日本」ならではの、繊細なコミュニケーションに、
「社交ダンス」から生まれた豊かな身体操作を融合させた、
新感覚のケア・メソッドです。

人はそれぞれ固有の音=周波数を発しています。
それは「氣」とも言い換えられます。
「氣」は、認知するorしないに関わらず、誰にでも存在する生命エネルギー。
特に私たち日本人にとっては、非常に身近なものであり、
「氣」を介するコミュニケーションは、日本人の特徴でもあります。

「絆音」によってケアが施される時、介護者と要介護者の間に「氣」の循環が作りだされます。
それは心地良く、安全、しかも、一緒にダンスするがごとくの楽しさも兼ね備えています。

 絆音の根本「氣・音」

絆音では、「介護者が、良い状態であること」を大事にしています。
そうすれば、要介護者に良い影響を与えることができるからです。
これは、「絆音」の根本にある「氣・音」の、以下のような性質によるものです。

氣・音は「連鎖する、伝染する」「調和する」

例えば、人は元氣な時、元氣な氣・音を発しています。
介護者が、元氣になることで、要介護者に元氣を与えることができます。
こういった「氣・音」を活かしたケアにより、介護負担の激減が可能となります。
「氣・音」は、抽象的概念で終わりがちですが、意識を変え、カラダ作りをすることで、
具体的なものとなり、誰もが扱えるようになります。
訓練をすればより高度な操作も可能になり、介護者が、自分のあり方、カラダを変えることで、
要介護者の身体未使用機能の再教育、潜在能力の開花を目指すことも期待できます。

 絆音3つの要素

絆音は、
姿勢(ポイズ)歩行(ウォーク)組み方(ホールド)3つが基本要素。

介護者が、
美しい姿勢であること
良い歩行ができること
要介護者と正しく組むことができること
それによって、シンクロ・レベルはアップします。

絆音の会では、互いのコミュニケーションを図りながら、
シンクロ・レベル・アップを目指し、
毎回、以下のようなプラクティスを行います。

美・姿勢プラクティス
姿勢改善エクササイズ

歩行改善プラクティス
ウォーク改善エクササイズ

ホールド(組方)プラクティス
相手とより良く組むためのエクササイズ

絆音体操 実践(1)
要介護者が椅子に座った状態で行う、機能開発体操
チェア・ボディ・ワーク

絆音体操 実践(2)
要介護者が立った状態で行う、機能開発体操
スタンディング・サポート
ウォーク・サポート

介護を「弱きものを助ける=〜してあげる行為」
から「ともに、循環する=活かしあう行為」へと意識転換を図ることによって、
介護者・要介護者ともに「強さ」を得ることができます。

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